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Last updated: 2007.01.01
排出権ビジネスというある意味で「ミクロ的」な視点でものをみていると,そもそもどうして温暖化問題に取り組まなければならないか?という本来の目的を忘れがちとなります.今回は,アル・ゴアの新しい映画および同名の書籍である「不都合な真実(An Inconvenient Truth?A Global Warning)」を題材に,この大問題を振り返ってみましょう.
この映画はまだ日本では上映されていないため,あいにくわたしはまだ観ていません.したがって,これは彼の書籍(彼の講演のスライドをベースに作成されたようですね)を読んで書いています.わたしのWeb に,関連サイトや予告編へのリンクが張ってあります.書籍はビジュアルにでてきていますで,ぜひAmazonあたりで購入してご覧ください.
ここで述べられている「真実」は,科学的データに基づいています.特に,過去に起こったことは,まさにまぎれもない「事実」であるわけです.
一方で,興味深いのは,いままでの人為的所作の影響を示した写真です.
別の意味で興味深い点は,
その一方で,
彼は,最後にわれわれ個々人がなにをできるか?というメニューを挙げています.
Al Goreが,次の大統領選に出馬する可能性は低いかもしれません.前回は,環境派という真の姿をなかば隠す形で選挙戦を闘い,おそらく彼自身,フラストレーションを感じていたのではないでしょうか.
今後は,彼の信じる領域で,ますます活躍していってもらいたいものです.
[この文章は,ナットソースジャパンレター 2006年10月号に寄稿したものに,少し変更を加えたものです]