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Last updated: 2005.08.15
「地球温暖化問題と国際制度 − 最大の環境問題に国際社会はどう対処しようとしているのか?」と題して,温暖化問題を総括した文章を書いてみました.東京理科大での出版物に寄稿したものです.かなり多方面から温暖化問題をきっていますので,読まれる方はご自分の興味のある部分とともに,温暖化問題全体の中での位置づけを考えながら読んで頂ければ幸いです.
地球温暖化問題と国際制度 ― 最大の環境問題に国際社会はどう対処しようとしているのか? (2.9 MB).
下記の「日本の国内政策措置ポートフォリオ提案」は,最新のペーパーではありませんが,2003 年に本格化してくる であろう 2005 年以降の日本の国内制度設計論議において,参考になるところが大きいと思い,最上部にアップ してあります(それ以降は,アップロードした順が最近のものほど 上になっています).
エネルギー特別会計の再編など,この提案のラインに沿った動きをしたような気もしますし,国内排出権取引制度も 参考になると思いますので,一度,ご覧になって下さい.わたしとしては,IGES の卒業論文のつもりです.
「日本の国内政策措置ポートフォリオ提案」に関しては,2001年 8月上旬に,製本版が完成いたしました(IGESの成果物). PDF 版も,下記あるいは IGES の Web からダウンロードできるようになりました.
ブロードバンド環境の方は,重い方のファイルをおとしていただいた方が,印刷などはきれいに出ます. 上での「圧縮」のレベルは,中のビットマップ系ファイルの PDF 化にともなう圧縮の程度です. LZH での圧縮は,この圧縮とは異なるものです.LZH ファイルと もとの PDF ファイルは,同じものです ので,LZH ファイルをダウンロードして頂いた方がいいでしょう. 解凍ができない場合は,解凍ソフト Lhaca を使ってください. 右クリックでダウンロードしてから,実行(ダブルクリック)すれば,このソフトをインストールできます. 使い方は,このアプリケーションのアイコンの上に圧縮したファイルをドラッグすれば解凍できます.
印刷媒体(製本版)のサイズは,B5 ですが,PDF ファイルは,A4 になっています.また,「ですます」調と,「である調」の 二種類を作成しましたが,これは「ですます」調のファイルです(「である」調がご要望の方は,ご連絡下さい).
8月22日(木)には,東京内幸町の富国生命ビルで発表会を行いました.150人以上の人が参加され, そこでの議論も興味深いものであったため,大成功だったと自負しています. ディスカッサントとして参加していただいた齋藤さま(電機工業会), 石海さま(ITC, 旧通産省 COP 3 時交渉代表),IGES 森島理事長の議論も,かなり本質に迫った 非常に有意義なものでした.
プレゼンテーションの資料に関しては, 『気候変動問題対応 国内政策措置ポートフォリオ提案: 日本企業が温暖化ビジネスで勝ち組になれるための制度設計』 (1,204 kB) をご覧下さい.ZIP で圧縮された パワーポイントファイルです.
製本に関しては, IGES の湘南オフィス あるいは 東京オフィス (プレスセンタービル; 内幸町) で配布しています. お申し込みになれば,郵送も可能です.
このたび,サマリーの英語版 "A Proposal of Domestic Policies and Measures Portfolio to Address Climate Change Mitigation in Japan ― Strategic Institutional Design for Entities to Enhance their Capacities in Business under the Carbon Constrained World (1,106 kB)" も作成致しました.よろしかったら,ご活用下さい.
CDM のベースライン問題に関して,もうすこし理論的整理を行った方がいいのでは? ということで, ひとつペーパーを書いてみました.
わたしが,世界で最初に合格した 新方法論を作成することができたのも,このような理論的整理を 自分なりにつくりあげながら,実際にそれを「現場」で活かした (実践してきた) からだと思います. 実際,ベースライン問題は,5 年ほど前に,GISPRI でベースライン問題だけを対象とした 国際 CDM ワークショップ を 企画・開催し,そこで発表して以来,かかわってきたテーマのひとつですし,むかし 培った 物理学などの思考パターンが 活かせた場でもあるわけです (物理屋や数学屋は,なんでも 一般化せずには気が済まない いきものなのです. その意味で,方法論作成は,お手のものだったのですね).IGES にとってみれば,そこで行ってきた 戦略的政策研究の成果と言えるかもしれません (IGES の サイト に過去のペーパーの一部がおいてあります).
英文ジャーナル "Adaptation and Mitigation Strategies for Global Change" の特別号 "Design of Clean Development Mechanism and Its Possibility in the Asia and Pacific Region" への投稿論文のドラフトです (2003.01.16).
CDM IN THE KYOTO NEGOTIATIONS ― How CDM Has Worked as a Bridge between Developed and Developing Worlds と 言うタイトルで,京都交渉(およびその後)において,いかに CDM が,先進国と途上国の 間の認識の狭間を揺れ動いた結果の産物であり,言い換えると,両者のブリッジとなってきたか, という点を著したものです (110 kB).
過去の「いきさつ」を知っておくことも,大事かと思い,アップロードすることとしました.
という文章を 以前 掲載していましたが,論文を,将来の国際的枠組みなどの点まで 言及するように少し拡張致しましたので,ニューバージョン (2003.06.26) に 更新しました.
(株) 政策総合研究所の 総合政策提案誌 「新政策」 特集号 『地球温暖化対策への技術開発』 2003年版 (2003年 1月) に, 「地球温暖化対策としての排出権取引制度と排出権市場」 というタイトルで 書いた原稿のドラフトを アップしました (36 kB).
(社) 海外環境協力センタ− (OECC) の OECC 会報 37号 (2002年 11月号) に 寄稿した CDM に関する文章 「クリーン開発メカニズムとは? ― 新たな南北間のチャンネル (152 kB)」 の ドラフトです.
CDM に関して,その全体像を把握するには,便利かと思い,掲載することとしました. 実際の OECC 会報では,紙面の都合で割愛した部分も 載せてありますので,お楽しみください.
2002年 10月 23日 〜 11月 1日 までインドのニューデリーで 開催された COP 8 の参加報告 (476 kB) です.COP 8 自体の報告は, GISPRI の Web に, かなり詳細なものが載るでしょうが,これはわたしの専門家としての「視点」をベースにしているものとなっています.
Post-COP 8 Seminar が終われば,そのプレゼンテーション資料もお載せしましょう.
2002年 10月に出版された 日経エコロジーおよび日経ビジネスの共同特別編集版に, 「炭素制約下社会の新ビジネスモデル ― 京都議定書が企業に与える影響」というタイトルで, 執筆致しました.これは,そのドラフトバージョンです (51 kB).
普通のビジネスマン向けに書いたものですが,むしろ環境問題に携わっている企業の方にも読んで頂きたいと思っています. あれ?そうだったのか,と思われる部分もあるかもしれません.
エネルギーフォーラム 10月号 の「ビジネスモデル新時代」シリーズに, 「CDM 実施をどう捉えるか? ― 炭素制約社会におけるビジネスモデル」 というタイトルで,執筆をいたしました.これはそのドラフトバージョンです (40 kB).
エネルギーフォーラム は, かなり「つっこんだ」ところまで書き込んである業界紙で,興味深い「覆面座談会」などがあります. なお,わたしは何度か エネルギーフォーラムに書いてきましたが (たとえば,「ボン合意の新たなビジネスチャンスとしての視点 (57 kB)」), まだ 覆面座談会には出たことはありません. すぐわかってしまう...と言っていた人もいました. たしかに...
RITE の RITE NOW という機関誌の, 特集「動き出した京都議定書 ― 問われる温暖化ガス削減シナリオ」(2001年 第 4 四半期) に, 「IPCC 第 3 次評価報告書の意義 ― 科学から政策へのインプットのあり方」 というタイトルで執筆したものを掲載致します (143 kB). また,掲載されたものの ドラフトバージョン (581 kB) もお載せしましょう (こちらの方が少し詳しくなっています).
IPCC 第 3 次評価報告書作成に (裏からも)かかわった経験に基づく わたし個人の見解です. 少し旧いですが,内容は色あせていないはずです.
すこし昔のことになりますが,昭和シェルの Quality という環境啓発広報誌 (140号) に, 「排出権取引の理念と実際 ― 環境規制?それとも新たなビジネス機会?」 というタイトルで,一般向けの排出権取引の解説を書きました. ご参考になる方もおられると思いますので,そのドラフトを添付致します (83 kB).
ちなみに,シェルグループは,国際的に社内排出権取引を行ってきた先駆的多国籍企業であることはよく知られていますが, 2002年末で,このプログラムは終了するということです.「本当の」マーケットが動き出すわけですから, もう必要ないということですね.経験は(失敗も含めて)十分に積んだということでしょう. その戦略性は,いろいろ考えさせられるところも多いですね.
その他,松尾の成果物に関しては,その一部が, IGES 気候政策プロジェクトの Web にあります(IGESの成果物です)(実は,第一期のページが 消去されて久しいのですが,早く 復活してもらいたいものです). その他,非常に多くの 著作物等がありますが,その リスト と, 一部のこの Web へのアップロードは,おいおい行っていきたいと 思っています.