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Climate-Experts Logo

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Last updated: 2002.09.01  

Climate Experts の 名前と Logo について

IGES を辞し,独立すると決めてから,最初に悩んだのは,個人事業にせよ,会社法人形態にせよ,どのような名前と そのロゴをどうしようかというものでした(平和ですね).

結局,温暖化問題(外国では気候変動問題と呼ばれることが多い)に関するアドバイザリーサービスという意味で, Climate Experts という名前を付けました.わたし自身,気候問題は,主として 国内および国際的政策デザインを 中心に研究活動を行ってきましたが,自然科学的側面,文明論的側面から,今回のビジネスの側面まで 幅広い興味と関心を持ってきました.その意味で,『気候問題の専門家』を名乗ってもいいだろうと考えました.

Climate Experts と複数形になっているのは,温暖化問題に携わっている専門家たちのコミュニティーの場となることも 企図しているからです.まだまだこれから充実させていきますが, 『Climate Experts たちの部屋』 をごらんください(ただ, これは,必ずしもビジネスをいっしょに行ったり,同じ見解を持つことまでは意味しません).

Climate-Experts Logo

ロゴのデザインは,わたし一人で,不慣れな PhotoShop を用いて作りました.自然や再生可能を意味する木材ボードの上に, 焼きごてで書いたような文字をデザインしました.フォントの選択その他に関しても,まぁまぁだったかな,と思っています. 地球は,気候問題の持つグローバルな性格を表し,かつ,この方面の日本企業のビジネスが,ワールドワイドに 展開することを願っているものです.コンパスは,Climate Experts が,そのための 『羅針盤(コンパス)』 となることを 願って入れました.世界をくるっと輪を描いているつもりです.デザイン的には,きらっと光るハレーションを入れてあります. すこしわかりにくいですが,コンパスには,やや透明度を設定してあるのをお気づきでしょうか? 『氷でできたコンパスが,温暖化すると溶けてしまって,地球という円を 描くことができなくなってしまうのかな... 』 という すてきな解釈をしてくれたひともいました.

名刺のデザインについて

名刺のデザインは,少し現代風にしてみました.いろんな名刺を参考にしようとしましたが,結局,自分で最初から デザインしたものに落ち着きました.青のトーンで統一してみましたがいかがでしょうか? ときどき尋ねられる写真ですが,元の写真 は,IPCC 第 3 次評価報告書 WG III 執筆者会合で, 南アフリカのケープタウンに行ったときの写真です (人の顔を覚えるのが苦手なわたしとしましては, 他の人の名刺にも顔写真が入っていると助かります)(ちなみに,Opening Address の 下の PC を使っている写真は,条約事務局のあるボンの いつも宿泊するお気に入りの古城ホテルの中庭で撮ったものです). 実際の名刺は,厚手の和紙に,レーザープリンタで印刷した 本当に手作りとなっています(うしろに,IGES,GISPRI,エネ研 の 3 つの研究所の客員研究員であることも入れました). 英語版も,同様のつくりとなっています.ファイルに関しては,日本語版英語版 があります(.emf file). それぞれ 1.73 MB ほどありますが,印刷される場合は,こちらをお使い下さい(600 dpi で名刺サイズのはずです).

Business Card

つまるところ,この Web,ロゴ,名刺 など,すべて手作りのものとなっています. よく考えてみると,ソフトの使い方や文法を,いちから勉強してきたということですね.その他にも, わたしの報告書をご覧の方で,よくご存じの方は,これらが LaTeX という「知る人ぞ知る」組版ソフトを用いたということが, おわかりになるかもしれません.これもデザインその他は,手作りです.TeX は,(特に理系の人にとって) 実にすばらしいソフトですが,html 同様 (html の方がはるかに楽です),少し敷居が高いソフトです. よく考えると,D 論作成時に TeX を使ったのは,わたしの大学の学部・研究科では,わたしが最初だったような気がします. エネ研時代は,誰も使っていない NeXT という これも「知る人ぞ知る」コンピュータを愛用していました. 当時の報告書は,NeXT で,LaTeX を使っていたわけです.Spread Sheet も,Lotus Improv でした (分析には最高の表計算ソフトでしたが,なくなってしまったのが かえすがえすも惜しい...). そんなところは,むかしから変わらないのかもしれません.

エネ研,(GISPRI),IGES と,組織に属しているときからもその傾向はありましたが,これからは,特に,(組織の力に頼らず) 何でも自分の力でやっていきたいと思っています.

温暖化コンサルティングで生活ができなく,デザインを本職にすることがないように,今後ともよろしくお願いします.

松尾 直樹



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